すべては『寄せては返す波』

マインドフルネスでは、思考を

『寄せては返す波のように』

捉えましょう、と言います。

実際に、寄せては返す波を想像してみましょう。

浜辺を歩いて、あるいは砂浜の上に座って、

あなたは『寄せては返す波』を見ています。

色々な波が来るでしょう。

大きい波、小さい波、すごく大きい波・・・

どれも必ず違う波です。

全く同じ波が来ることはありません。

そして、次から次へと途切れることなくやってきます。

でも、寄ってきた波は、必ず返って行きます。

寄ってきた波が、ずっと留まるなんてことはありません。

そのように“思考”を扱いましょうというのです。

寄せては返す波のように、

あ、思考という波がやって来た、

でもこれは必ず過ぎ去っていくんだな、と。

思考をただただ、客観的に眺めましょうということです。

眺めることが可能な、“対象物”にしましょうということです。

そうすることによって、

思考に飲み込まれることがなくなります。

頭の中が思考でいっぱい、パンパンになって、身動きが取れない・・・

なんて状態から抜け出すことができるのです。

何かの考えに囚われてしまったら、

「これは波」

「今、たまたまこういう波が来ただけ」

「やがて過ぎ去っていくから、気にすることはない」

「早く過ぎ去って行かないかな〜」

と、その思考自体に、決して“乗っからない”ことです。

これが、マインドフルネスでよく言われる、

『思考を眺めること』です。

いつでもこれをやってみましょう。

私もチャレンジします!

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