波を止めることはできないが、波に乗ることを学ぶことはできる

心に浮かぶ思いや感情、それは、海や湖の水面にもたとえられる。

静かなときもあれば、荒れているときもある。常にいろんな方向から風が吹き、強い風や弱い風が、水面に様々な波を作り出す。

同じ波はひとつとしてなく、また波は必ず去ってゆく。

それが、心に浮かぶもの。

浮かんでは消え、消えては浮かぶ、を繰り返す「波」。

その波を、どう見るかだ。

その波と、どう対峙するかだ。

いちいち翻弄されますか。

浮かんでは消える「波」を、良い悪いとジャッジしますか。

「波」に、どっぷり浸かって溺れますか。

「波」にすっかりのまれてしまいますか。

ただの「波」なのに。

でも波は必ず起きる。

ならば、この「波」を乗りこなせばよい。

翻弄されるのではなく、軽やかに乗りこなすのだ。

そうすればもう、心の波は怖くない。感情の波。怒りの波。悲しみの波。憎しみの波…。

乗り方を学べばいいんだ。

波に乗ること学ぶ、それがマインドフルネスを学ぶということ。

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