マインドフルネスに興味を持った理由は何ですか?
何かしら、“苦しい” ことがあるからですか?
その苦しみから、逃れたい、解放されたいと思ってるからですか?
苦しみの中にずっといるのは、悪いことだ、いち早くこの状態を変えなければならない、と思ってるからですか?
マインドフルネスでは、判断をしません。
苦しみでさえ、良い悪いの判断を与えません。
苦しみは、良いことでもなければ、悪いことでもないのです。
大切なのは、
ああ、自分は今、苦しいと思ってるんだなあ、
と、自覚する事です。
苦しみの中に溺れるのではなく、
ちょっと引いたとことから、客観的に、
私は苦しんでるのだなあ、
と観てみます。
マインドフルネスは、苦しみを解消するためのツールではありません。
苦しんでる自分を発見するツールだと思います。
苦しみの中に溺れているのではなく、
苦しみの中で溺れている自分を、斜め上からの視点で発見します。
それによって、頭が少し明晰になるのです。
何が自分を苦しめているのか?
何に私は苦しんでいるのか?
分析できるようになります。
そうすると、ちょっと冷めます。
冷静になれます。
大体、思ったよりも小さなことで、
苦しむほどのことでもなかったかな、、、と。
この、斜め上からの視点を、すぐに持てるようにすること、
それがマインドフルネスです。
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