『妄想』とは何か

妄想は良くないという。

あまり妄想ばかりしていると、

心が病んでくるという。

でも、心の中、頭の中に、

ほぼ止むことなく「想い」は浮かんでくる。

妄想の「妄」とは、みだりに、むやみに、慎みなく、という意味らしい。

だから妄想とは、

みだりに、むやみに、慎みなく、想うこと。

どうしてそういうことが起きるのだろう。

マインドフルネス瞑想に出会ってから、

かろうじて、

「妄想している自分」

に気づくことはできるようになった。

あ、今、妄想していたな、と。

あ、またまた妄想していたな、とか。

私ずっと妄想してんな、とか。

妄想してしまう理由、

1つには、

ヒマだから

というのはあるだろう。

何かに忙しかったら、

ぼんやり妄想してるヒマはないはずだから。

2つ目は、

妄想が好きだから、又は妄想がクセになってしまってるから。

昔からそうだった。

それを楽しんでるフシもあった。

でも、妄想は何も生まない。

少なくとも、良いことは、何も生まないようだ。

それは、私が50年以上、妄想の波にのまれながら生きていた

結論だ。

といっても、妄想は簡単には止まらない。

どうしたら止められるのだろう。

何かに引っ掛かっているから、妄想するのだろうか。

何に、引っ掛かっているのか、突き止めるべきなのだろうか。

それともただの癖、悪趣味な癖と捉えて、

ただ手放すことを意識すればよいのか。

ただの悪い癖と思った方が、早く手放せそうだが。

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